逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック
逃げるは恥だが役に立つ シナリオブック 制作陣が明かすドラマの舞台裏話満載! (KCデラックス)
自分でも何を読んでるんだちう気がしないでもないですが・・
これが実に面白い。
実際に放送されたものとは少し違うなとおもうところはあります。
設定や尺の関係もあるから、そうなるものでしょう。
向田邦子さんのファンで 向田さんのシナリオが本になっているのをみんな読んでいることもあるかもしれませんが、
違和感はまるで感じません。
本として読むと、それぞれのキャラが立っているし、置かれている状況がよく伝わってきます。
もっとも前提とするところの設定には無理があるわけではありますが・・
平匡さんの心情などよくわかります。
ここまで来たという高みは、それ自体が満足できるものであり、先を目指さなくてもよいと思えてしまうし、
そこを守りたいという気になるから。。 わかるだけにちょっと辛いところだったり・・
本として読むと、じっくりと読めるだけにお勧め。
それぞれのキャラよくわかり、あぁそう対応するのねも伝わります。
楽に読めるという点でもお勧め。