感想15 七つの会議
昔 会社員だったころにネジのメーカーによく出向いていた。
ネジは、かなりの種類を製造している。材質も長さも形状も異なる。
取引先はそれを使うメーカーなので、いわゆるかんばん方式。
いるときにいる量をすぐ持ってきてということだ。
当然 基準在庫量を設定して となるけれど安全を見越すと種類が多いだけに量はかなりのものになってしまう。
ネジの製造は機械がするものだから、安定的に機械が動きはじめれば量は作れる。
ただ、いったん止めて、他のネジを作るための段取り替えには時間がかかる。
需要の見込みと機械の効率と PCCPの実際の現場を見せてもらいました。
ネジの強度や精度は、ものづくりの根幹の意識も熱く語られていた。
ネジが問題となる小説だけに面白く読ませていただいた。
会社の体質というものはあるなぁ~ というのは思う。
それは社長の人柄とかにもよるものではあるけれども、会社というのも一つの生き物だから
社長の考え方ですべてが反映するものだというものでもない。
集合体としてそうなっていく、っていうところも面白いものだと思います。
やはり、私はサラリーマンは向いてなかったなと思います。