落語研究会 2018年4月
入船亭扇遊師匠の不動坊火焔が たいへんに良かったです。
帰りにみんなで話していても、師匠の所作は、位置関係があってる、目線があってるんだよねと言っている人がいて、あぁ なろほど。 それですごく自然に感じられるんだな。部屋の中、屋根の上、ぶら下がっている人、
その位置関係もはっきりしている、すごいなと思います。
一方で、落語会を全体として考えると・・ 扇遊師匠がよかったからよいのだけれど・・
看板のピンという話は、まぁ明るい話で、能天気に笑える話なのだけど、
しっかりやろうとすると、なんか暗い話に。
そもそも、落ち着いて考えれば賭博でいかさましようということなわけだから、
場合によっては、ゆびつめる、簀巻きにして川放り込むぞ、みたいなことになってもおかしくないわけだけど、そのリアルさがほしいわけではないけどもなぁ~ とも思います。
まぁ いろいろなパターンがあっていいわけですけども。