感想7 未来の年表
何年はどうなると、割と簡単に書いてあるっわけで、ものすごいたいへんなことだろうなと思うことと、それほどには感じないこともある、それらが同列に書いてあるわけだから、多少不思議な感じもある。
だけど、この本は読んでおく、目を通しておくを強く勧めたい。今の世の中、人口減少や高齢化とひっかければ、だいたいのことは説明できるような気にもなるけれども、実態を感じないで説明してしまうのは危うい。
その意味では、有意義な一冊だと思う。
2039年火葬場が不足とか言うわけだけれども、正月明けに親戚で不幸があって、葬儀は8時からだとなった。正月明けは忙しいんだろうね、というわけだろうけれども、これからがそうしたことがさらに進んでいくのだろう。設備が増やせないのであれば、稼働率を上げることになる。設備を増やしても、過剰になっていくことがはっきりしている以上、増やすことはできない。身の回りのいろいろなことが、すこしづつかもしれないが代わっていく。それはある時急に変わるかもしれない。
あぁ、そういうことが起こるかもしれない。つづいてこうなるかもしれないが、自覚できるかできないかは大きな違い、まぁ、あらがえることと、あらがえないことがあるのだから、読んどいたほうがいい本。本棚に置いといたほうがよい本だと思う。